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開催報告:第2回初級レベル安全管理者向け・現地派遣者向け研修in東京

JICAのNGO等活動支援事業である本研修の第2回は、全国各地域の団体の参加枠を設けた上で、2019年2月に東京で開催されました。この参加枠は、過去のJaNISSの各地域での研修開催経験から、他地域の団体の経験を学ぶ機会があると有難いとの、参加者の声を反映して設けたものです。研修の枠組みとしては以下です:

【日時】2019年2月9日(土)、10日(日)
【場所】(特活)難民を助ける会(東京都目黒区)
【講師】山本絵里((公社)シャンティ国際ボランティア会、工藤正樹(JaNISSトレーナー)
【参加者・団体数】安全管理者向け:22名、17団体/現地派遣者向け:21名、13団体

今回は首都圏の他、新潟、三重、名古屋、京都、鹿児島等各地域からのべ43名がご参加下さいました。(沖縄の団体は当日降雪の影響で残念ながら欠席)。本研修の第1回へ参加された北海道・東北からのご参加者と合わせて、全国各地域から多様な団体が、経験や課題を共有する場となっています。活動地も東南アジア、南アジアを始めとして、レバノン、ウガンダ、ブルキナファソ、ボリビア等で直面する脅威について、相互に経験を共有し、学んで頂くことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者の事後アンケートからは、第1回、第2回を通じて、リスク評価手法について学べた点の評価が最も高く、日本のNGO・市民社会組織にとって、現代の世界で開発・人道支援を行うためには、リスクの評価と管理の手法を学びたいとのニーズが高いことが、改めて確認されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は、参加者の声です。
<安全管理者向け研修>
-理事の参加を促した方が良いです。以外に少なかったのが残念でした。
-安全”管理者”向けの研修ということでしたが、管理者以外にも役立つ研修でした。
-安全管理規程もない、安全管理に関しては全く初心者の団体ですが、研修内容はとてもわかりやすい勉強になることばかりでした。

<現地派遣者向け研修>
-包括的かつ具体的な内容で非常に役立つものでした。
-各団体から2名(以上)が出席すると組織として具体的な改善につながると思いました。
-初心者にもわかりやすい内容で、大変興味深かったです。
-半年後の再確認までに今日の学びを実践したいと思います。
-出張や現地渡航に慣れて、危機管理を考えなくなってきていたので、改めて考える良いきっかけになりました。1度研修を受けたからと言わず、健康診断のように毎年皆受ける必要があると思いました。

今後開催される研修にご期待下さい。