活動内容

プロジェクト・チームによる活動

JaNISSでは、2016年6月にInterAction,UNHCR等の協力で開催されたワークショップにて、参加NGOが策定した2年間のアクションプランに基づいて、メンバー団体がタスクフォース・チームを結成し、目標の達成に取り組んでいます。

その後、2018年8月より、新たに3か年の中期計画を策定し、4つのプロジェクトチーム(1つの委員会含む)が目標達成に向けて取り組みを続けています。

<NGO安全基準管理委員会>

NGO安全基準の運用と普及をつうじて、日本のNGO全体の安全管理体制の向上と共通理解の形成に寄与する。
以上の達成のため、安全基準に関する説明会やワークショップ等を開催する他、安全管理に知見を有する国内外の人材を登録した「リソース・パーソン」ロスター制度を運用し、必要とする団体に助言や情報を提供する。

参加団体

AAR、ADRA、SCJ、SN、SVA、PWJ、UNHCR

研修戦略プロジェクトチーム

日本国内で、全国のNGO・市民社会組織を対象とした、各種の安全管理に関する研修の企画、運営する他、国外で開催される研修の情報を提供することで、NGO・市民社会組織の安全管理能力の向上とスタッフの安全対策の向上に資する。また、安全対策に関する日本語でのオンライン・トレーニングサービスの提供を開始する。

  • 初級-安全管理者向け、現地派遣者向け研修(年3回、1.5日、日本語)
  • 中級:Safety in the Field(SIF)、Security Risk Management(SRM)及びトレーナー養成研修(年1-2回、4-6日、英語)
  • 初級~中級:NGOのためのファーストエイド研修(年2回、1日、日本語)
  • その他(感染症対策研修等)

参加団体

PLAN(リーダー)、BHN(サブリーダー)、CCP、JCCP、JEN、UNHCR

アドボカシー・プロジェクト・チーム

2017年度アクション・プラン:日本政府、メディア、世論に対し、NGOの人道・開発支援に置ける安全対策についてより的確な理解を広げ、市民社会として必要な支援を届けられるための協力を得られるようにする。

参加団体

AAR、JAR、JVC、PARCIC、PWJ、SCJ、SN、SVA、WVJ

2017年4月「南スーダン等支援現場への渡航制限による人道支援の空洞化とその改善への要望」
各政党への要望書170426

2018年7月「NGO・NPOの戦略的あり方を考える会」による「NGOスタッフの渡航に関する提言」
NGO国際協力活動PT提言180723

パートナーシップ・プロジェクトチーム

コーポレート・パートナーを中心とする企業、安全管理に関わる政府機関や国際機関、国内外のネットワーク等のパートナーシップを構築強化し、人脈、情報、資金等、目標達成に必要なリソースを確保する。

参加団体

AAR、JAR、JaNISS事務局

 

JaNISSの取り組みのポイント

  • 日本のNGOの安全管理の能力強化と情報共有のプラットフォームとなることを目指したNGOによる自主的取り組みです。安全管理は、各NGOが責任を負って行うべきものであり、各団体の安全管理に直接責任を負おうとするものではありません。
  • 紛争等に起因する安全(Security)だけでなく、一般犯罪、交通事故、病気等、海外での活動に関して生ずる通常の安全(Safety)も対象としています。団体のミッション、規模、活動地域、活動分野を問わず、すべてのNGOに関わる安全管理を対象としています。
  • NGOの安全対策は、コミュニティとして情報を交換し、協力して行うべきものであるため、従来あまりできていなかった日本の各地のNGOの間での安全管理に関する情報交換や協力の促進も重要と考えています。
  • NGO安全基準とチェックリストが活用されることで、メンバー団体に留まらず、全国のNGOが安全管理体制を向上できるよう、その素材や研修を提供して行きます。
  • 人道、中立、不偏、独立という人道原則に基づいて活動する国際NGOの安全管理の考え方や手法は、政府機関や企業のものとは異なる面があります。NGOの安全管理の考え方と、より高いレベルで安全管理を行うための取り組みについて、日本の政府、メディア、市民等の理解を深める活動を行っています。