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【開催報告】2023年2月ファーストエイド中級研修

JaNISSでは、日本体育大学保健医療学部とHuMA(災害人道医療支援会 (Humanitarian Medical Assistance))にご協力いただき、ファーストエイド中級研修を対面にて開催し、NGOスタッフや学生ら22名が参加しました。

【日時】

2023年2月15日(水)10時00分~16時00分

【会場】

日本体育大学 横浜・健志台キャンパス

【講師】

鈴木 健介 日本体育大学 保健医療学部 准教授(救急救命士、HuMA)

【研修内容】

VR動画を閲覧中 実技の様子

 参加者には事前にeLearningにて傷病者評価と止血の基礎を学習してもらい、ファーストエイドの基礎を確認したうえで研修に臨んでいただきました。対面での開催ということもあり、参加者同士の交流や積極的な議論・質疑応答が見られました。  

 午前中は、傷病者評価に関する講義を実践を交えて教えていただきました。参加者は二人一組になり、相手の呼吸や脈の有無、回数を確認したり、呼びかけや指示に対する反応を観察したりしました。また、心肺蘇生法やターニケットを用いた止血の方法も学びました。

 午後は、VR(360度動画)を活用しながら、事象ごとのファーストエイドの実践を行いました。途上国における銃撃戦や自動車事故など、様々な場面を想定し、グループに分かれて実践しました。実践とフィードバックの繰り返しにより、参加者の動きが徐々に改善され、自信を持って行動する様子が見られました。また、実践後のディスカッションでは、参加者それぞれの経験談や所属団体のケースを交えた、活発な意見交換がされました。

 研修で扱われた内容は高度なものでしたが、初心者向けにアレンジされており、分かりやすいという声が多数上がっていました。設備や備品も一人ひとりに行き渡り、参加者は納得がいくまで実践を繰り返すことができました。研修中は指導員が常にサポートに入り、参加者の質問にも随時答えていました。的確で丁寧なアドバイスに、参加者も安心し、満足している様子でした。

【参加者の声(一部抜粋)】

  • 実技メインで実際に各種の体験ができたのは、非常に良かったです。人形を使う胸部圧迫は初めてでした。また、何回かロールプレイをし、評価や観察は難しいということを実感しましたが、経験しているのとしていないのとでは違うと思うので、貴重な機会となりました。
  • 実際に起こりうる現実的な場面を想定した、実践的な訓練を行えました。また、何度も繰り返して訓練した事で、失敗や反省から学ぶこともできました。
  • 座学と実技では、ファーストエイドに対する意識がかなり変わるように感じました。実際に実技をやらなかったら、なかなか身につかなかったと思います。
  • VRを使って、実際の現場を想定したシーンを見られたことが、印象的でした。状況がはっきりと分かることで、しなければならない動作や事前に学んでいた知識がすんなり頭に入りました。
  • とても分かりやすい解説でした。初学者にもわかるように、現場の知識を簡単に落とし込んでくださっていました。
  • 質問の趣旨を理解して、受け答えいただきました。唯一の解がない内容が多いと思いますが、経験談や関連する知識、考え方などお話しいただいて、良い示唆を得たと思います。