国内研修

【開催報告】2024年7月危機管理メディア対応研修

JaNISSでは、共同ピーアール社を講師に招聘し、国外での危機的事態へのメディア対応を習得するため危機管理メディア対応研修を開催しました。NGOスタッフら25名が参加しました。

【日時】

2024年7月22日(月) 10:00-17:30

【会場】

聖心グローバルプラザ

【講師】

共同ピーアール株式会社 顧問 池谷 忍 氏
ほか記者役、カメラマン役など7名

【研修内容】

 

参加者には、事前学習としてメディア対応の基礎や会見の様子を学習してもらったうえで研修に臨んでいただきました。

研修当日は、午前中は危機管理広報セミナーを受講し、その後グループに分かれて危機が発生したシナリオをもとに、メディアに伝える内容と伝えるべきでない内容の整理を行ってもらいました。
グループワーク中には、記者役の講師からの入電があり、実際にメディアへの電話対応を複数回にわたって経験していただきました。

各グループではメディアからの攻撃的な電話での質問に苦戦しながら、プレスリリースの作成や記者会見の準備にも取り掛かり、団体として最も伝えたいことを伝えられるようにメッセージをブラッシュアップする様子が確認できました。

 

 
模擬記者会見は代表して2グループが行い、被害者の氏名の公表が大きな議論のポイントとなりました。

 

【参加者の声(一部抜粋)】

  • じっさいの有事の際は研修の比にならない状況になると思いますが、それでもこのようなロールプレイをしておける場があるのはとても助かります。
  • 実際と同様の記者会見や電話取材を行うことや限られた時間内にその準備、議論をすることは非常に有益なワークだと感じました。
  • 他の団体さんの持つ倫理観や退避の判断基準、職員のケアなどを聞くことができ、そちらも大変勉強になりました。