JaNISS(NGO安全管理イニシアティブ)とHuMA(災害人道医療支援会)は、2018年8月の第1回に引き続いて、途上国で活動するNGO向けのファーストエイド研修を開催します。
本研修は、日本体育大学保健医療学部救急医療学科の協力のもと、最新の設備と、訓練された学生達20名による全面的な協力を得て、徹底的な反復演習を行えることから、他の研修で理論や簡単な実技を行ったのみの参加者にも、非常に好評を博しています。
第2回となる今回の研修では、前回と同様どのような環境でも最低限必須となる心肺蘇生法と外傷対応・止血及び救急時の記録のとり方の知識・技能の習得または復習を行った後、第1回と比べてより実践的に、屋外でのシナリオを設定した実技演習を予定しています(少雨決行)。
指導と監修は、HuMAやJICAのJDRで海外での活動経験も豊富な医師、救急救命士ののご協力を頂き、医療設備が整わず、医療に関する法的・文化的位置付けも異なる途上国の現場で直面する問題について、個々の疑問に対応頂きます。また、ワークショップ形式で相互の経験や疑問を共有し話し合う場も設定されています。
レベルは初級-中級を想定しており、初級者も一通りの学びが可能となる他、中級者も反復練習により、スキルを実践的に現場で使えるレベルとすることを目指します。
皆さんが現場で直面する医療的問題への初動対応について、医学的、法的な課題や疑問等を共有してもらい、議論を深めることで、今後さらに第3回以降の中級主体の研修の枠組みを作っていければと考えています。
応募は全国の団体を対象としており、首都圏以外の団体については交通費の他、必要に応じて1泊あるいは2泊の宿泊費も提供されます。
各地域の各団体から、皆様の積極的なご参加をお待ちしています。
【日時】2019年2月16日(土)9:00~17:00
*研修終了後、フィードバックを兼ねた懇親会も予定しています。ぜひご参加ください。
【場所】日本体育大学横浜健志台キャンパス(田園都市線青葉台駅よりバス10分)https://www.nittai.ac.jp/access/yokohama.html
【主催】NGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)/ 災害人道医療支援会(HuMA)
【協力】日本体育大学保健医療学部救急医療学科
【講師(予定)】久野将宗医師(HuMA, 日本医科大学多摩永山病院救命救急センター講師)、鈴木健介救急救命士(HuMA、日体大准教授)
【内容】「途上国におけるファーストエイド:心肺蘇生法及び外傷対応・止血を中心に」:講義・ワークショップと実技研修、参加者との質疑応答
【対象】途上国で実施の事業 に携わるNGOのスタッフ(役員、職員、専門家、ボランティア等身分は問いません)
*過去に途上国で活動中にファーストエイドについて何らかの経験をして、課題や教訓をフィードバックして頂ける方の参加を歓迎します。
*一団体から複数名参加も可能ですが、定員に達した場合は、各団体の応募者について優先度をつけて頂く場合があります。
*講習言語は日本語ですが、英語への通訳が必要な場合にはボランティアを配置するため、ローカルスタッフ等の参加も可能です。
【定員】50名
【参加費】3,000円
【交通費支給】関東以外に本部を置く団体から参加の場合、必要に応じて交通費及び宿泊費(1泊または2泊)の支給が可能です。希望する団体はその旨ご連絡ください。希望者が予算を超える場合は、地域のバランス、団体の活動分野、参加者の経験を考慮の上で、選考させて頂きます。
【申込み】以下のサイトよりお申込みください。
https://kokucheese.com/event/index/549103/
【申し込み締め切り】2019年2月7日(金)