国際協力機構(JICA)のNGO等活動支援事業として、JaNISSが日本の各地域の団体を対象として行う本研修の第1回は、東北の地・仙台にて、2019年1月に開催されました。
研修の枠組みとしては以下です:
【日時】2019年1月19日(土)、20日(日)
【場所】JICA東北(宮城県仙台市)
【講師】折居徳正(JaNISS)、古川千晶((特活)難民を助ける会)
【参加者・団体数】安全管理者向け:13名、8団体/現地派遣者向け:17名、8団体
研修2日間で、青森から福島までの東北各県や北海道、東京からも参加され、8団体・のべ30名の方々がNGO・市民社会組織の安全管理について考える機会を持ちました。
参加団体の種別はNGOの他、学生グループ、JICA草の根事業を実施する行政や企業等、多様性に富み、各々の活動地もカンボジア、ネパール等の東アジアからウズベキスタン、イラク、ルワンダまでと幅広く、また活動分野も教育、環境、農業等多岐に渡り、東北各地に根差した特徴ある活動や日本の国際協力の広がりが実感される研修となりました。
また、学生達から積極的な貢献も頂き、時間を取ってじっくり話す機会の少なかった危機管理・安全管理について本音で話し、情報と課題を共有する機会としても活用頂きました。
以下は参加者の声です。
-毎年1回の研修会により、自団体の体制をチェックする機会にしたいです。
-次回があれば必ず参加したいと思います。
-春に渡航するので、危機管理について学べて良かった。(研修に参加したことで)今回の渡航も意味のある充実したものにする一歩になりました。
-危機管理について団体内でも個人でもあまり考える機会が無かったので、今日学んだことを生かして脅威やリスク・対策について話し合っていきたいと思います。
-内容の濃いワークショップでした。参加型で学ぶことができ、理解が深まりました。合間合間で他団体の事例が盛り込まれていたのも分かりやすくて良かったです。
今後開催される研修にご期待下さい。