JaNISSでは、日本体育大学保健医療学部救急医療学科にご協力いただき、ファーストエイド研修をオンラインにて開催し、JaNISS加盟/非加盟のNGOから22名が参加しました。
【日時】
2023年10月26日(木)16時00分~18時00分
【開催方法】
Zoomを利用したオンライン
【講師】
鈴木 健介 日本体育大学 保健医療学部 准教授(救急救命士、HuMA)
【研修内容】
研修参加者は事前に傷病者評価と止血に関するeLearning教材で学習した後、ライブ講義に参加しました。2時間のライブ講義では、eLearning教材の復習や質疑応答、VR動画を活用したグループワークを行いました。鈴木先生からは、ご自身の経験も踏まえながら、ファーストエイドを実施する際に記録を取ることの重要性や、活動地の文化や習慣によってファーストエイドの方法も変わるために事前の情報収集の大切さが伝えられました。また、講義中は随時質問を受け付け、参加者からは活発に質問が投げられ、鈴木先生から質問に一つ一つ丁寧に解説いただきました。特に今回から研修と併せて販売を開始したファーストエイドキットに関する質問も多く出ました。
【参加者の声(一部抜粋)】
- 全体的に話がわかりやすく、NGOや海外の状況でお話されていたので事業地を思い浮かべながら参加することができた。
- 先生も話していたように実技は必要だと感じた。
- 直接参加ができない状況下でスライドや動画など工夫して下さり、臨場感を持って参加できた。
- 先生の丁寧で正直な回答が大変勉強になった。
- 随時質問に答えてくださり、講義の中で疑問が解消されていく感じがあった。
- もう少し実践的なワークショップができたらと思うが、オンラインでは難しいと感じた。
- 活動地における医療状況や文化を踏まえた自分の所属する団体のファーストエイドに対する考え方の整理がまず必要であると感じた。
- 海外対応可能で、リアルな動画、とても良かった。ファーストエイドや事故現場で実際に起こった異文化トラブルの事例対応も良いと思った。