※本研修の申込は、2020年1月26日(日)に締め切らせていただきました。
本研修は、JaNISS(NGO安全管理イニシアティブ)とHuMA(災害人道医療支援会)の共催にて、2018年より開催しております。日本体育大学保健医療学部救急医療学科の協力のもと、最新の設備と、訓練された学生達の全面的な協力を得て、徹底的な反復演習を行えることから、他の研修で理論や簡単な実技を行ったのみの参加者にも、好評を頂いています。
2019年8月開催の初級編では、どのような環境でも最低限必須となる心肺蘇生法、外傷対応、止血及び救急時の記録のとり方について、知識・技能の習得を行った後、短い実技演習を行いました。
本中級編では、途上国の支援現場の状況を想定したいくつかのシナリオに沿って、チーム毎にフィールド演習を行う予定です。よって過去に本研修や同等の研修に参加の方も、必要に応じて初級編でスキルのレビューを行った後、ぜひ中級編にチャレンジしてください!
指導と監修は、HuMAやJICAのJDRで海外での活動経験も豊富な医師、救急救命士が行い、医療設備が整わず、医療に関する法的・文化的位置付けも異なる途上国の現場で直面する問題について、個々の疑問にも対応頂きます。また今回ゲスト講師として元UNHCRセキュリティ・オフィサーのジョン・キャンベル氏を迎え、紛争地・テロ等におけるファーストエイドの特別講義を行ってもらう他、フィールド演習でもコメントをもらう予定です。
全国各地域より、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
「ファーストエイド研修」ご案内
1.日時
2020年2月16日(日)9:30-17:00(受付開始:9:00)
2.場所
日本体育大学 横浜・健志台キャンパス 9号館、臨地実習室等
(田園都市線青葉台駅よりバス10分)
https://www.nittai.ac.jp/access/yokohama.html
3.講師
久野将宗医師(HuMA、日本医科大学多摩永山病院救命救急センター講師)
鈴木健介救急救命士(HuMA、日本体育大学準教授)
ジョン・キャンベル氏(NGOセキュリティ・トレーナー)
*イギリス陸軍退役後UNHCRセキュリティオフィサーとして旧ユーゴ紛争等に従事。UNHCRセキュリティ・トレーナー、eCentreコーディネータ―として活動後、現在はセキュリティ及びファーストエイドのトレーナーとして活躍。
4.募集人数
20人
5.参加対象者
途上国で実施の事業に携わるNGO・NPOのスタッフで初級レベルのファーストエイド関連研修受講者(役員、職員、専門家、ボランティア等身分は問いません)。
過去にJaNISS/HuMAの初級研修を受けた方を優先しますが、定員に空きがある場合には他の機関実施の研修受講者も参加可能です。
*国際機関、政府機関、企業等の人道・開発支援従事者でファーストエイドに一定の経験を有する方も、定員に空きがある場合は参加が可能です。
*一団体から複数名参加も可能ですが、各団体の応募者について優先度をつけて頂く場合があります。
*講習言語は日本語ですが、英語への通訳が必要な場合にはボランティアを配置するため、ローカルスタッフ等の参加も可能です(特別講義は英語で行われ、必要に応じて日本語通訳が入ります)。
6.参加費
JaNISSメンバーNGO所属:3,000円
JaNISSメンバー以外のNGO所属:5,000円
NGO以外の所属(政府機関、国際機関、企業等):10,000円
7.交通費補助
首都圏外に本部を置く団体から参加の場合、必要に応じて交通費・宿泊費の補助が可能です。希望する団体は、応募の段階で以下をご連絡下さい。
①往復の利用経路、利用交通機関
②交通費・宿泊費補助を希望する理由
*原則「組織所在地もしくは参加者自宅から日体大キャンパスの「直行直帰」」です。研修参加以外の用務にかかる経路を本交通費補助に含むことはできません。
*補助申請時には、監査上、申請書と領収書の提出が必要です。
8.申込〆切
2020年1月26日(日)
9.申込方法
募集要項内にあるGoogle Form もしくは QRコードにてお申込み下さい。
【2020年2月16日開催】ファーストエイド研修<中級編>募集要項
10.お問合せ先
NGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)運営事務局
((特活)国際協力NGOセンター(JANIC)内)
E-mail:janiss-info@janiss.net
担当:榊